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-STATEMENT-

登山や日本を旅しながら自然に触れるうちに、土地や自然造形物の中に感じる「時間」と「周囲との関係」に興味を持つようになった。

土地や自然造形物から感じとれる時間は底の見えない深い器に溜まった水の様に感じ、膨大な時間の中で生まれてきた幾つもの関係が複雑に絡み作り上げられた土地や自然の姿形は記憶にも似ている。

私が行うのは被写体を必要とし時間を使って物事を写し撮るカメラを用いることで土地や自然の造形という表層を写し「時間と関係」を同じ場に内包させるように捉えることで深層へと向かう行為である。

 

 

 
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